Ver.7
『宇宙をSkipする時間』
作・演出 緑川憲仁
&
『風ときどきポルネ』
作 緑川憲仁+漢那悦子
演出 緑川憲仁
2003/2/27(Thu)〜3/6(Thu)
at 新宿シアターモリエール
『宇宙をSkipする時間』
STORY
「裕太くん、裕太くん」何度も呼びかけるが裕太の返事はない。
小学校から帰った拓は裕太の家の前にいた。明日は二人の誕生日。担任の先生から、裕太からの誕生日プレゼントを受け取った拓は、喧嘩したままの別れを激しく後悔していた。裕太は引っ越しをして、もうそこにはいないのだった。
失意のまま歩きつづけ、気が付くと拓はいつもの公園に来ていた。するとそこに裕太と飼い猫のそらが現れる。そして、そらが不意に言葉をしゃべり出す。驚く拓をよそに、そらは自分と手を繋げと促す。二人がそらと手をつなぐとふわりと空へと舞い上がる。
空中公園に舞い降りた拓たちは、ブランコ兄弟や時計、噴水の彫刻などと出会う。それぞれに悩みを抱えていることを知った拓と裕太は、大人顔負けの相談相手になって、彼らの対立を仲介しながら鮮やかに問題を解決させてゆく。しかし、笑顔の戻った彼らの輪の中で拓の心の奥底にあるメ秘密モが疼き出す。拓が裕太に抱いた嫉妬。裕太についた嘘。そらはそんな拓を優しく見守っていたが・・・。
劇団3周年記念公演にふさわしい、これぞキューブリックファンタジー。
CAST
拓 高見羊吾
裕太 伊藤成
そら 宗像さや子
カストル 品川公春
ポルックス 片山洋介
さそり時計 山田のぞみ
カシオペア 奥山静香
カラカラ 園山琴絵
流星 稲葉仁
『風ときどきポルネ』
STORY
花の鼓動が聞こえる。人々の鼓動と重なり合うように。
石橋は市役所の緑地課に勤める公務員。あまりに実直なうえ口が悪いため、人とうまく関わることができない。職場の人間にも煙たがられ、同僚で恋人の晶とも喧嘩中。人間は面倒くさいとさえ感じる毎日。そんな石橋だが、草木を育てることには人一倍長けていた。ある日の昼休み、鉢植えを持っていた謎の女と知り合う。その女は神秘的な姿をしたその鉢植えを石橋に渡す。植物の名はメポルネモ。女は言う、「ポルネに話しかけると、その気持ちが香りに変わって周りの人々に届く」と。半信半疑でポルネを持ち帰る石橋。その後職場で上司と喧嘩した石橋が「みんないなくなってしまえ」と思いを吐き捨てたとき、ポルネが不思議な色を放ち出す。次々と行方不明になっていく職場の人々。ついには晶までも。独りになった石橋は自分の愚かさに気づき走り出す。大切な人を救うために。
緑川憲仁と漢那悦子の初の共同執筆で挑戦した60分のミステリーファンタジー。
CAST
石橋 品川公春
女 漢那悦子
晶 伊藤優
大熊部長 渡邉哲
千春 山田のぞみ
祥江 竹内政江
土屋警部 稲葉仁
鳩ヶ谷 千田剛
ポルネ 園山琴絵
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